タイに住んでると、やはり恋しくなるのが日本食。
幸い日本食レストランは沢山あるし、最近ではこじんまりしたお弁当(イクラ丼みたいなものとか)も大きめのデパートの食品売り場、スーパーなどにもおいてあったりして、嬉しいですね。^-^)
私の場合、日本食の中でもやっぱりたまに食べたくなるのがお寿司です。
そうお寿司!(笑)
日本に帰るとまず外食でお寿司食べたり、コンビニのお寿司のパック買ったりして、あぁ、日本に戻ってきたんだな、と思える1つです(笑)
では、タイで食べるお寿司ってどんな感じでしょう?
タイに行ったらその違いも食べて感じてみてくださいね。
タイで日本料理といえば、まず富士レストラン
タイで日本料理が食べたい!といえば富士山から名前をとったレストランでしょう。
このレストラン、大きなデパートには必ず、といっていいほどあるんじゃないでしょうか?
でかけた時など、見かけると思わず引きつけられてしまいます(笑)
お客さんは現地のタイの方が大半で、後は日本人や環境に訪れているっぽい海外の方でかなりの賑わいです。人気があるんですね。
日本食のメニューも結構豊富で、タイで日本食がどんなものか食べてみたい!という場合には、まずはこのレストラン、訪れてみてください。
私が行くときは、大抵食べるものが決まっていて、
お寿司でしょ?
お刺身定食でしょ?
天ぷら定食、
ラーメンと餃子、
だいたいこれらを順番に食べている感じですなんですね。
さんまが食べられないのがちょっと...です。(笑)
で、本題のお寿司ですが、どんなものかというと、
・寿司セット
6貫ぐらい+巻き寿司
・スペシャルセット
8貫ぐらい+巻き寿司
お味噌汁やちょっとしたものが付いて、
お寿司セットは200バーツぐらい(600円ぐらい)
スペシャルセットは、300バーツぐらい(900円ぐらい)
といった感じです。
日本人の物価感覚、というか金銭感覚では、まぁ、海外に来てるし、旅行費用もあるからそれぐらいなら全然、という感じだと思いますが、タイの人から見ると、これは結構高いですよ(笑)
(普段そのへんで簡単な麺類などですませれば、40バーツとかですし(120円ぐらい))
お寿司の方は、といえば、日本と同じように、エビやタオコ、サーモン、トロなどが並んでますが、
おぉ、これは明らかに違う、というのがオレンジ色した巻き寿司。
こ、これは...
いわゆるカルフォルニアロールと言われるものでは...
そうなんですね。
よくアメリカなど海外で有名(?)な、カルフォルニアロール、と呼ばれる、表面がオレンジのぶつぶつの巻き寿司。これがドテドテっと並んでます。
はて、このオレンジのぶつぶつって何でしょう?
タイのカルフォルニアロールのレシピなどを見てみても良くわからない。
何かの卵?
誰か教えてー!
と叫びたくなるのをグッとこらえて、食べてみましょう。(笑)
ちなみに仲良くしている姪と一緒にこのFUJIに行った時、姪は天ぷら定食みたいなものを食べてましたが、私がお寿司を食べてると、
私、それ大好き!
といってカルフォルニアロールを指さします。
ほー。
私から見るとちょっと変わった巻き寿司に見えるこのカルフォルニアロール。
タイの子には人気があるんだな、
とか思いつつ、なんだ、それなら1つあげるよ、というと満面の笑みを浮かべます。
可愛いですね(笑)
でお寿司のお味の方は、というと、...まぁ、美味しいです。(笑)
いやごめんなさい。そりゃ日本の新鮮なお寿司とは1ランクから2ランクぐらい落ちると思いますけど、ここはタイですよ?
しかも一般の庶民の味方のレストラン。
海外で日本食が恋しくなって、しかもお寿司が食べたい時に食べられるお寿司。普通においしく食べられれば、それ以上はのぞみません。(このレストランは庶民の味方と言いつつ、日本料理は結構高い部類です)
ここまで何度も出てきたカルフォルニアロールも美味しいですよ!
タイ北部チェンマイでは
タイ語を習っていた時(今はお休み中です ^-^;))、タイ語学校の先生は曰く、
私はお刺身食べないんだなー
(お寿司も食べない)
と言っていました。
へー、そうなんだー、と思いつつ話しを聞いてると、出身はチェンマイという北部の地域。チェンマイではお刺身食べない、ということらしいんですね。
というのも、日本は周りをぐるっと海に囲まれて、どの地域でも基本は新鮮な魚介類を楽しめます。
が、タイ北部は海がないんですね。周りは陸、他の国。
北部でお刺身などを食べようとすると、それはバンコクから冷凍保存などをされたものがやってきて、それがレストランや一般の食品売り場に並んでるそうな。
普通に冷凍保存なら、と思いますが、どうも詳しく聞いてみると、その保存方法になにやら色々なことを言ってます。
ふーん、そうなんですかー
と私的には実感がわかずに聞いてましたが、タイの現地の人が言うなら間違いないのか、と思いつつ、今度北部に行った時、お刺身やお寿司が食べたくなっても、ちょっと感じがするかもしれない(笑)
タイの日本食で気になる点
お寿司だけじゃないんですが、タイの日本食料理店でちょっと気になる点が1つ。
一度でもタイで日本料理店にチャレンジすれば分かりますが、必ず「キムチ」が付いてくるんですね。
いや、そこはお漬物でしょう!というあなた。
あなた、日本人です(笑)
私も同じ。^-^;)
日本のお漬物、タイの人でも美味しい美味しい、って食べるの知ってます?そこはキムチじゃなくておつけもの出してよ~、と心のなかで叫びつつ、
まぁ、タイの人は辛いものが好きだし、もう定番になってるみたいだから良いか、
みたいな感じですね(笑)
なんでキムチが出されるようになったかは分かりませんが、どうも、タイの日本料理店って、日本人が経営しているものではなさそうです。
確かに...
そう言われてみれば、さきほどのレストランはともかく、色々な日本料理店を目にすると、日本風の色合いというより、中国、韓国風のデザインがされている(赤や黒、金色が多い)感じがする。
そうか、だからか。
キムチといえば韓国ですね。
ということは、韓国の人が日本料理店よくやってる、ていうことになるかもしれません。
いやー、やっぱり日本料理店は日本を当たり前のようにわかってる日本人にやってほしいな~。
そこは漬物でしょ!
というその1点が理由なんですが(笑)
ちなみに1貫って何?
お寿司の数え方って、何気に良くわからないですが、
「何カンですか?」
「あ、じゃぁ、2カンで」
みたいな会話をお寿司屋さんで聞くことがあります。
そう、お寿司の数え方は「貫」(カン)
お寿司一個を一貫、という言い方をするんですね。
(まれに2つを1貫というところもある、という話もあり、これは定かではありません)
「貫」って重さの単位に感じますが、この「貫」の由来はどうも江戸時代らしいです。
(いやそもそもお寿司って江戸時代からだから当たり前ですけど)
お金(真ん中に穴の空いたコイン)を紐を通して束ねたものを一貫と言ってたらしいですね。
で、その束ねたお金の重さとお寿司1つの重さが同じぐらい、ということで「お寿司1個は1貫」と呼ばれるようになった、なんて話があります。
コインを束ねたものと同じ重さって、あーた、どんだけ重いの?!
と思いますが、江戸時代はお寿司1個がおにぎりぐらいの大きさだった、みたいな話、聞いたことありませんか?
おにぎりの大きさぐらいのお寿司、ってその外観が想像できませんが、重さ的には「あながち間違ってはいないかも」という感じがしないでもないですね。
さぁ、またお寿司が食べたくなってきた。
コンビニのお寿司パック、買いに行ってみよっかな(笑)