タイ語の挨拶は「サワディー」でOK!
挨拶ではかかせない「こんにちは」。
日本語でも英語でも、朝なら「おはよう」、昼間なら「こんにちは」、夜なら「こんばんは」などと使え分けますね?
ではタイ語はどうなるか、といえば、これが1つでOKなんです。
- おはよう/こんにちは/こんばんは
- サワディー
- สวัสดี
これに男性なら「クラップ」、女性なら「カー」をつけて
・男性: サワディー クラップ
・女性: サワディー カー
となります。
日本では単に笑顔で「おはよう」「こんにちは」「こんばんわ~」などと挨拶しますが、それでも目上の方や丁寧な表現をする場合に、「こんにちわ~」等と言いながらちょっとお辞儀をしたりしますよね?
これはタイも同じ、というか更にしっかりとお辞儀したりします。
タイのお辞儀は「ワイ」
目上の方には特にですが、単に「サワディークラップ」「サワディーカー」というのではなく、首の前辺りの高さで手を合わせて挨拶を交わします。
これを「ワイ」と言います。
旅行などでタイへ訪れると、例えば食事のためにレストランに行ったり、ショッピングでお店を訪ねたりすると、店員が「いらっしゃいませ」の代わりに「サワディー カー」と言いつつ手を合わせて挨拶をしてくれるところを何度となく見ると思います。
そういったことを見かけたら、
- お、ワイとはこんな感じなのか
- ほー、実際の発音はこんな感じなのね
と観察しつつ真似してみましょう。(笑)
ちなみに女性の場合、この手を合わせて行う挨拶「ワイ」では、片方の足を少し曲げて腰を沈める感じでお辞儀します。
友達同士でこのようにしっかり挨拶する場面はないと思いますが、目上の方などに対する挨拶として近所の子供達もこのような形で私に挨拶してくれる子もいたりして、とっても可愛いですね。(*^-^*)
いやー、この片方の足を少し曲げて「サワディー カー」と言う挨拶の姿、とても美しくて、思わずその子を抱きしめたくなってしまうのは私だけではないでしょう(笑)
(私もあんなに自然に美しく挨拶してみたいです!)
朝昼晩の使い分け
ちなみににタイ語でも、単に「サワディー」というだけでなく、朝なら「おはよう」、夜なら「こんばんは」と、どうしても分けて言いたい!という時の言い方もありますが、私がタイの人にいうことはあっても、私はタイの人がこれらのフレーズを言っているのを聞いたことがありません。
ということで、覚えようと思わなくても大丈夫です。(笑)
日本でも海外から来た人が、普通に英語で挨拶してくるのと、たどたどしくても日本語で「おはよう ございまーす」とか「こんにちは」と挨拶してくるのと、その印象が大きく違うように、現地の言葉で挨拶すると、気持ちが伝わる、というか、なんとかこの国に溶け込もうと努力している、といった姿勢が伝わり、お互いとても気持ちの良いものですね。
タイに行くなら是非この「サワディー」だけは必ず覚えましょう。
サワディーを忘れた時にはこうする!
ちなみに、折角タイ語で挨拶は「サワディー」、と覚えたけど、いざというときに出てこない!忘れてしまった!という場合も勿論あります。
こういった場合には焦らず慌てず、にっこりするだけで全然OK.
または、欧米式、とでもいうのでしょうか、手を振りながら「ハーイ」と英語式の挨拶でも全然問題ない、というか通じます。
勿論「Good morning」など、英語の挨拶だって通じますので、困ったらとにかくなんでも良いので、挨拶してみる、というのが良いですね。
旅行などでは使う場所、タイミングなど決まった場面でしか言いませんので、相手も分かってくれるものですよ!