私が今タイで住んでいるところは、首都バンコク。
バンコクにも一杯見どころがあると思いますが、それでもちょっと遠出するだけで、更にいろいろな場所もあるんですね。
私がまだ日本に住んでいる時、タイに初めて行ったのはバンコクですが、それ以外で初めて行ったというと「アユタヤ」です。
アユタヤって聞いたこと、ありますか?
バンコクから車で行けば2時間もかからないぐらいかな。
電車でも行けますが、電車も非常にのんびりとしてたりして、これも1時間以上はかかった気がします。
(ごめんなさい!気になる人は調べてみてね ^-^;))
アユタヤって歴史ある場所なんですね
私にとっては想い出深い場所でもありますが、このアユタヤというところ、以前、というか14世紀から18世紀頃まで王朝のあった場所で、歴史公園という名で昔の寺院とかが沢山残ってたりします。
残念ながらビルマ(今のミャンマー)との戦いで、かなりものが(特に仏像さん達)が破壊されて、なくなっている建物もあるようですが、なんというか、歴史好き、お寺めぐり好きにはとっても魅力的な場所なんですね。
私などは写真を取るのが好き!なんていうこともあって(でもブログには全く貼ってないですね!(笑))、もうあちこち歩きまわったり、その間はずっと写真をとったりで、それはもう楽しく過ごせる場所だったりします。
何度行ったかな。
友達といったでしょ。
叔父さん達とも行ったな。
姪たちともいったな。
親戚の人達とも行ったな。
数えれば、5回以上は訪れているかもしれない(笑)
バンコクから近いので、すぐ行けちゃうところが、この回数にも現れてますね!
実は日本人町があったんですねー
このアユタヤには、実は日本人町があった、て知ってました?
日本とタイって結構昔から交流があったんですね。
今もタイの人はとても日本に対して好意的に接してくれて、私なども日本人ということで、非常に暖かく迎えてくれます。
これも昔からの人が、しっかりと交流を図ってくれていたお陰であり、また私なんかは何もしてませんが、日本文化を過去から大切に今に伝え、更にアニメなどの新しい、素晴らしい文化を発信している日本、という国のお陰です。
日本様、ありがとうございます!
これからもよろしくお願いいたします!(笑)
私もタイに居ると一人の外国人です。
他の日本人の印象が悪くならないように、普段の行いはしっかりとしてないといけませんね!
日本人がかつて活躍してた場所
と話がそれましたが、そう、日本人町があったんです。
今では川沿いにある「日本人町跡地」みたいな、簡単な公園になっていて、そこに記念碑と歴史を伝える博物館があります。
普段どれほどの人が訪れているんでしょうか。
私は過去何度か行ってますが、いつも人が数人ぐらいいる、って言う感じです。
まぁ、ちょっとした公園ですし、アユタヤも島内、島外、という区域に分かれていて、この日本人町は島外にある、といった場所、ということから、少し立ち寄りづらいのかな?
今でも学校の歴史の時間で習うかもしれない。
この日本人町には「山田長政」という人がいたんですね。
うーん、確かに聞いたことがある。
ヤマダ・ナガマサ
なんと静岡県の出身(私の実家のお隣の県!)で、当時の王様から爵位を授かるほどの方だったのだそうな。
よほどいろいろと貢献したんでしょうね。
すごいですね、外国人でその扱い。
これはタダ事ではないですよ。
アユタヤは当時非常に栄え、この日本人町以外にもオランダやポルトガル、イギリスの人たちの街があった、と言われます。
貿易で栄えてたんですね。
日本でも長崎とか昔は海外との貿易が盛んな場所がありますが、もしかしたら同じような雰囲気だったのかもしれません。
象さんに乗って遊覧できる!
その日本人町が島外にあるでしょ?
で、島内には、沢山の寺院が集まる歴史公園があるんですね。
もう本当に沢山。
見れば分かりますが、あぁ、確かに歴史が一杯の建物に溢れている、って言う感じです。
崩れかけた塀、破壊された仏像、壁も崩れ、木が生い茂り、そして照りつける太陽。
あたり一面にこのような風景が広がっている。それがこの歴史公園なんですね。
物凄い広さで、歩いて回るともうクタクタになってしまいます(笑)
そこで!
タイって言えば象さんじゃないですか。(というのは私だけ?)
バンコクの中では流石に象が歩いているのは、お祭りの時にしか(と動物園でしか)見たことありませんが(お祭りには象さん、メイン通りに登場するんですよ!)、ここアユタヤでは歴史公園内を象さんにのって、ゆったりまったり回ることができるんですねー。
ほー、そうですか。
そうです、そうです、そうなんです。
ちゃんと大きな赤色の傘さしてくれて暑くないようにしてくれる。
それでも象さん、結構揺れます(笑)
私も象さんに乗ってゆったり回ったけど、1つショックな事があって、それ以来象さんに乗るのがあまり好きじゃなくなりました。
象さんに右に曲がって、左に曲がって、って伝えるとき、どうすると思いますか?
言葉で伝える?
耳や毛を引っ張る?
そうじゃないんですね。
すべての場所で同じことをするのかは分かりませんが、
なんていうか、名前が分からない。
クワ、とはちがう。
木の棒に先に尖ったものがついてるもので、頭を突くんですね。
痛そうだ...
多分象さんは痛いとかそんな感じはせずに、人が軽く頭をポンポンっといった感じで撫でている程度なのかもしれません。
ポンポン、とたたかれた。
あ、右に曲がりたいんだ、と思って右に進む。
またポンポン、とたたかれて、
あ、今度は左か、と思って左へと。
ドライバーとなる象使いの人のこのポンポンに従って、私達を乗せて道沿いにゆったりと歩いて行く象さん。
あなたのお陰でアユタヤ、もの凄く楽しめました。
本当にありがとうね。このことはずっと忘れないよ。
これからもがんばってね。