タイの飲み物はビニール袋に入ってる?ビンでも缶でもストローで飲む理由とは?

タイ、といったら、やっぱり「暑い!」が来ますよね?

タイへ旅行をすると、かなりいろいろな観光地を回ることになると思いますが、日中あちこち動きまわると、

「あー、何か冷たいものが飲みたい!」

となり、飲み物どこだー、となりますが、勿論いろいろな飲み物売ってます。

日本と同じように普通に缶や瓶に入ったものもあれば、なんとそれらに入らずに、小さいビニール袋に入れて、それを売ってるところもあり、これは最初みるとかなりビックリ。

ビニール袋のソフトドリンク?

私は生まれてこの方日本では見たことないですが、タイでは「小さなビニール袋に入れたソフトドリンク」、売ってるんですね。初めて見るとカルチャーショック言うか、ちょっと、

「えー!?なにそれ」

みたいな感じかもしれませんが、これが意外に便利。というか、改めて見てみると、なんと経済的なんだ、と思います。

持って歩く時は手にブラブラとぶら下げて、飲むときは勿論ストローを使って飲みます。飲み終われば、普通にそのビニール袋を近くのごみ箱に捨てれば以上終わり。

多分ですが、変に瓶や缶に入れて作るものより、経済的なのかも。持ち運びにも困らないし、これぞタイに来た証です(←かなり大げさ(笑))

それでも困ることもあって、それは車の中に持って行く時。ビンや缶のものなら、車の中でも置く場所あったり、バスなら前にあるネットやカップ置き場、窓側の縁の部分などですが、これがビニール袋だと置く場所がない!

外でブラブラしている時は良いですが、車の中は盲点、というか困ったりしますので、ビニール袋仕様の飲み物は、置き場所は大丈夫かな、と思いつつ試してみましょう。

飲むときはストローで飲む!

カルチャーショックといえば、基本はストローを使うことに驚かれるかもしれません。え?ストロー?当たり前では?と思うかもしれませんが、これがビンや缶の飲み物も基本ストロー使います。

例えば缶コーヒー。
日本では自動販売機などでガラガラガチャンと買い、キュパッっと空けてゴクゴクっと飲む、という感じですが、これがタイでは、ストローが付いてきます。

つまり、あの小ぶりな缶コーヒーの缶にストローさして飲む、ということですね。勿論ビンの飲み物でも同じです。

この缶+ストロー、ビン+ストローで飲むと知った時、「なにぃ?」「何故だ!?」と何回か心のなかで叫んだ気がしましたが、これにはしっかり訳がありました。

タイの人曰く、ビンでも缶でも、当然飲む前はどこかに保管してあるわけです。その保管している場所が清潔だとは限らない。何かネズミなどがウロウロしている場所かもわからない。となると、当然飲み口も汚れているかもわからない、というわけです。だから清潔を保つためにストローで飲む!ということになるのだとか。

いろいろな人に聞いたわけではありませんが、そうやって聞いてみると、なるほどねー、と思いつつ、私もストローで飲む習慣が少しだけですが付いてきました。習慣がついた、というより、缶ジュースをストローで飲むのに抵抗がなくなった、という方が正しいですけど(笑)

でもやっぱり直接飲んでしましますね

それでも、例えばコンビニで缶ジュースとか買った場合にストローも一緒にもらいますが、やっぱり普通にストロー使わずに、缶をパキョッとあけて、そのままゴクゴクっと飲んじゃうんですね。

衛生的にどうか、というお話し、先ほど出てきて納得した私ですが、日本式(?)で飲んでもでも取り敢えず体調を崩したことはありません。

幸いなのかどうか、という話もありますが、周りのタイの人から見ると、「あれー、直接口付けて飲んでるよ。だめだよー、それは」などと思われているかもしれませんね。タイではこの缶ジュースやビンの飲み物をストロー使って飲んでるかどうかで、タイの地元の人か、観光客かが分かるかも。

のどが渇いてなにか買おうかな、なんて思ったら、周りの人、どうやって飲んでるか観察してみるのも面白いですよ。

今回のまとめ

  • タイではビニール袋に入った飲み物が売られている
  • ビニール袋に入れれれた飲み物はお手軽だけど、車などでは置き場所に困るのでご用心
  • タイでは飲み物は基本的にストローを使って飲み、例えば缶コーヒーでもストローを使う
  • 理由は衛生面ということから、確かにそうですね、という話

例えば西洋の方々がビールなどをビンに直接口を付けて飲むのをあなたも一度ぐらいは見たことあると思いますが、そういった習慣の違いがタイではストローに表れているようですね。

え?と思うことでも理由があるもので、それらを現地の人に聞いてみたりするのも、その場所の事情やそのに生きる人たちの考え方などが分かり、とても面白いですね。